ダビンチコードを観た。
これは小説を読んでから観てもイメージダウンがなかった。
もともと小説が映画向けという感じだし、
実際のロケーションも観れるし、キャストも満足。
この映画の大ヒットで関連商品も続々登場。
大手の着物メーカーが創業90周年記念に「ルーブルの美」
をテーマに着物を作ったようで、そこで1万円以下の着物しか
購入していない私にも大きなパンフが届いた。
モナリザの絵を着物にした。
と聞いた時点でかなり・・・・と思った私。
なんでもコラボすれば良いというものでは・・・
と思ったが、パンフを観てみると意外や結構いい感じ。
さすがにそのまんまモナリザの絵は描いてなかった。ホッ。
見た感じはわりと古風な着物にも見える。
モナリザの絵にはスフマート技法というぼかしの技法が使われている。
日本画家、雪舟も墨ぼかしによる傑作を生み出した。
そのぼかしを取り入れたらしい。
トランプロイユ(だまし絵)的にうっすらとモナリザの輪郭が見える。
こういうインスピレーションによるコラボは好きかも。
他にも「サモトラケのニケ」や「ナポレオン1世の戴冠式」
などのイメージを取った着物もある。
中でもトルコの「孔雀文様皿」のイメージから
作られた着物は、模様が藍だけで描かれた可愛らしい
古伊万里のようで私好み。
西洋と東洋では同じ要素を持った素材がいくつもある。
その良いところを着物に活かせているなと思った。
そう言えば、川端康成の「古都」では織物問屋の主人が
なんとか新しい着物を考案したいと願い
パウルクレーの絵を元に帯をデザインする場面がある。
やはり受け入れられなかったが・・・。
私は本来、古典柄が好きだけれど、
こういう実験的なものでも良いものはありそうだと思った。
posted by 涼子 at 00:45|
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